ABOUT
Regrowとは
Project Regrow は、「改成長」を推進・支援するための団体です。改成長とは、名目価値ではなく実質価値(ここでは、幸せに直結する価値とします)の成長のことです。2022年に始まり、2026年現在は sha が一人で活動しています。遊戯と IT を基軸に、ゲームなどの作品をつくっています。
成長しているのに、幸せにならない
みなさん、いろいろ頑張っていると思います。いろいろなことが成長している実感もあると思うんです。
でも、成長しても辛い。成長しても幸せにならない。そういう実感のほうが多いのではないでしょうか。
僕は、これは幸せに寄与しない方向に成長しているからだと思っています。つまり、名目価値の観点でしか成長していない。
大事なのは、幸せに直結する方向の価値、つまり実質価値の成長です。これを僕は「改成長」と呼んでいます。Regrow という名前は、ここから来ています。
改成長が起きるとき
僕自身、改成長だったと思える瞬間が何度かあります。
ゲームで伸び悩んでいたとき。対戦相手に直接インタビューをして、「あ、そういう視点もあるんですね」という言葉をもらいました。それを踏まえて柔軟にプレイできるようになり、結果として日本代表になれました。
仕事を変えたとき。収入は下がるけれど、まだ誰も踏み込んでいない、でも価値のある活動をする。そういう転職を何度か決断しています。経済的には失敗しています。それでも、それ以上に幸せへ貢献できて、満足度の高い日々になりました。
振り返ると、どれも当たり前が外れたときでした。そして改成長は、名目の成果を否定するものでもありません。視点が変わった結果、日本代表という結果が後からついてきたこともあります。
なぜ、改成長は縁遠くなったのか
当たり前は、自分の外にあるものに触れたときに外れます。ところがいまは、その「外」に触れる機会そのものが減っています。改成長をする環境や仕組みは、意外に縁遠くなってしまっているんです。
僕は、その原因を過剰なマネーバイアスと、人工物で覆われて自然物から距離ができたことにあると思っています。
人工物がマネーバイアスで最適化され、さらにその人工性が仕組みで強化される。その結果、自然物に接する機会が減り、ついには自然物に接することが「悪いこと」になっていきます。
たとえば「土を直接触るのは非衛生だから、よくない」という考え方。衛生は大事です。でも、大事すぎる。その結果、大地との循環が断たれてしまう。
お金も衛生も、それ自体が悪いのではありません。問題は「過剰」になったときです。
もう少し詳しく:Regrow の価値観の構造
Regrow の考え方は、入れ子になっています。外側ほど土台で、内側ほど具体的に扱うものです。
- 生活・自然・循環
- 最低限の生活を守ること。そして、副産物を「価値がない」と切り捨てる考え方(僕はこれを「消費」と呼んでいます)をなくしていくこと。自然は、その意味での消費がない系として循環しています。
- Regrow の価値観
- 改成長。名目ではなく実質の価値が育つこと。
- 遊戯
- 難しいことを包む側。
- 理・技術・情報
- 包まれる側。
小さな変化を、遊べる形に
転職のような大きな変化は、誰かに手渡せる形にはなりません。
でも、小さな変化なら遊戯で扱えます。たとえば MOTOKAO。「覚えている」は結構怪しいし、「集合知」も完全ではない。それでも、みんな「覚えている」と確信してしまう。MOTOKAO では、その流れを体験できます。変化としてはすごく小さい。だからこそ、遊戯で扱えるんです。
Regrow は、改成長を推進したり、加速したり、支援したりする仕組みをつくっています。構成メンバー(いまは僕一人)の特色上、その基軸は遊戯と IT です。技術や AI も積極的に使いますが、名目の成長の物差しだけで使うと改成長を邪魔してしまうので、注意しながら取り入れています。
違和感を、大切に
違和感や「なぜ?」を、大切にしてほしいと思っています。
理想は、問いを持ってもらうこと。そこまでいかなくても、今までの当たり前を一回くらい疑ってみる。それだけで、見落としていたことや、目を閉ざしていたことに気づけるようになると思うんです。
あなたの中の当たり前は、何ですか。
その当たり前を崩してみたら、どんな世界がありそうですか。
そのような世界に似ていることは、ありますか。
作品
- MOTOKAO
記憶で顔を組み立て、みんなで「元の顔」を復元するパーティゲーム
- CDG(Chaos Discussion Game)準備中
視点や視座を揺さぶるゲーム
- PQ準備中
価値観を揺さぶるゲーム